洗浄剤・関連機器
アクアNO1-20 水系洗浄剤 中性・液体・低温タイプ
1.用途及び特徴：
この洗浄剤に当社のスーパースクリュー式洗浄装置を併用する事により水洗水については高価な廃水処理装置は必要としません。金属、プラスチック、陶磁器、硝子、コンクリート、木材、ゴム、塗装面等あらゆる材質に使用可能な乳白色の水性エマルジョン型脱脂洗浄剤。
- どのような材質に使用してもその表面を侵すことがありません。
- 本品のみで、ほとんどあらゆる材質の洗浄が可能です。
- トリクロールエチレンと同等以上の脱脂力を持ち、毒性、危険性が皆無です。
- 本品に溶剤を添加すれば脱脂と同時に金属バフかすの除去も可能です。
- メッキ前処理用として使用すれば、脱脂と酸処理を同時に行えます。
- 大量の水で希釈して使用するので経済的です。
2.主な用途
- あらゆる材質の表面に付着した手垢、動物油脂、鉱油、ワックス、グリース等の除去、洗浄。
- 従来トリクロールエチレン、エタン、フロン等、蒸気洗浄していた用途の大部分に適用可能。
- メッキ、化成処理、溶接、塗装の前処理洗浄。
3.使用法
- 洗浄法：一般には浸漬法を用います。
- 使用温度：50度以下（加熱しなくても可）高温になると洗浄力は増大するが60度以上で使用される場合はその使用法を営業員に確認してください。
- 後処理：水リンス（すすぎ洗い）のみにて可です。
4.洗浄液の調整法
- 本品を冷水または温水に溶いて使用してください。
- 洗浄後の適正濃度は、下記の通り汚れの種類、程度によって異なります。
| （汚れの種類） | （軽度の汚れ） | （甚だしい汚れ） |
| 動植物油 | 1～3% | 3～5% |
| 鉱油・グリース類 | 3～5% | 5～10% |
5.食品衛生における安全性
財団法人日本 食品分析センターによる厚生省告示第98号による企画試験に合格。
荷 姿 18kg入り容器
MATERIAL SAFETY DATA SHEET
Section1（製造元及び製品の概要）
| 製造会社：株式会社アクアテック | TEL：093-692-3461 |
| 所在地：北九州市八幡西本城東6丁目13-20 | 製品名：アクアNO1-20 |
| 物質名：界面活性剤 | 科学名：ポリエチレングリコール |
Section2（製品の成分に関するデータ）
| 非公開 |
Section3（製品の物性に関するデータ）
| 外観 | 乳白色・微粘液状 | 臭気 | ほぼ無し |
| 沸点 | 実測値無し（水とほぼ同等） | 融点 | 該当無し |
| 蒸気密度 | 実測値無し（水と同等） | 蒸気圧 | 実測値無し（水と同等） |
| 蒸発速度 | 実測値無し（水と同等） | 比重 | 1.02～1.05 |
| PH | 8.4 | 水への溶解度 | 水にすぐ溶ける |
Section4（引火性及び爆発性に関するデータ）
| 発火点 | 無し | 引火点 | 無し |
| 消化方法 | 該当しない | 特種消化方法 | 該当しない |
| 燃えやすい成分 | 含まれていない | ||
Section5（反応性に関するデータ）
| 安全性 | 5～10℃での通常保管では安定 |
| 適合しない物質 | 濃硫酸（濃硫酸を添加すると水と同様に発熱する） |
| 有害な分解物質 | 高温で加熱すると分解するが、有害物質は育成しない。 |
Section6（人体に及ぼす影響に関するデータ）
| 摂取経路 | 可能性のある摂取経路は経口のみ | |
| 摂取した場合の毒性影響 | 不明 | |
| 発癌性 | 不明 | |
| 暴露の兆候及び症状 | 吸入 | 特に問題はない |
| 経口 | 飲み込んだ場合には、吐き気や下痢を来す | |
| 経皮 | 皮膚に接触すると皮脂が除去されてカサカサになり、刺激や発疹が起こることがある | |
| 緊急時および応急時の手当て | 目に入った場合には、多量の水で洗い流してから、医師の診断を受ける。 | |
Section7（取扱上の注意事項）
| 漏れたり、こぼれたりした場合の処置 | 水で洗い流すか、または布で拭き取る。 |
| 廃棄処理方法 | あるいは化学廃棄物処理業者に委託する。 |
| 取扱い及び貯蔵における注意事項 | 60℃以上の雰囲気内で、長期間保存しないこと。 |
Section8（管理手段）
| 呼吸器の保護 | 有害物質の発生が無い為、不要 | 換気 | 不要 |
| 防護用の手段 | 市販のゴム手袋 | 目の保護用具 | 一般の眼鏡、あるいは防護眼鏡 |
| その他の保護服、または設備 | 不要 | ||
