特徴2 真空下でのフラッシュ洗浄で最高の洗浄性発揮
真空洗浄、さらにフラッシュ洗浄、そして超音波に上下遥動機構付き。
①真空・大気圧を繰り返し洗浄する(フラッシュ)事により、袋穴のある部品、パイプ、短尺リードフレーム材のように0.15t厚で油が付着している状態等でもたまった空気が抜け洗浄液が入り込み、完璧な洗浄が可能となります。
②脱気後に超音波を使用する事でキャビテーションが強力になり洗浄効果が上がります。
キャビテーションは空気に当たることにより減衰します。水中に含まれる酸素濃度が約2%であるのに対し、炭化水素中には約14%も含まれています。
この為、大気圧下で超音波を使用すると水系洗浄時より効果は弱くなってしまいます。
ただし、従来の大気圧用の超音波では、真空と大気圧の圧力差で振動子が壊れ、続いて発振子も壊れるため6~9ヶ月しか持ちません。この為、真空用に改造した超音波を使用しています。